発育矯正
子ども達を正しい歯列に
導くために(発育矯正)

小児期の成長発育を臨床的に5つの段階に分けると、
- 全てが乳歯の時期
- 第一大臼歯が出る時期
- 上と下の乳歯が抜け始める時期
- 乳歯の奥歯が抜ける時期
- 第二大臼歯が出る時期
となり、歯並びで大切なのは、それぞれのステージの時に、次のステージを迎えるためにクリアしておかなければならない条件を満たしていることで、これを手助けするのが発育矯正です。従来の「様子をみましょう」というのではなく、まだ幼いうちから子供の成長の中に歯の生え変わりを意識していくことが大切で、その為に口を閉じ、鼻で呼吸し、舌べらを上あご(スポット)につけるトレーニングが必須となります。また、24時間歯をあわせていることも大切です。

小児の歯並びに対して、遺伝子的要素が強いという誤った考えや、治療費が高額になるからという理由で「様子をみる」ことがしばしばありました。
ところが、そういう子ども達は結局、顎の発育と歯の大きさの不調和がおこり、抜歯をして針金を巻く複雑な本格矯正を専門医に紹介するという、いわば手遅れにつながることが多くありました。
そして一旦きれいに並んだように見える歯並びでも、後戻りを防ぐ装置を入れない限り、元に戻ってしまう悪循環に悩まされておりました。
それに対して、先延ばしにしないマウスピース型小児矯正治療は、とても理に叶った有効な方法なのですが、骨格的な問題や、成長期を過ぎてしまった場合、マウスピースにどうしても慣れない子どもなどの場合は、矯正専門医にゆだねることに変わりありません。子ども達を虫歯のないきれいな歯並びの成人に導くためには、4〜10歳位までがとても重要な時期となります。
口呼吸をやめ、正しい飲み込み方、舌べらの正しいポジションで上手な顎の成長を達成しましょう。
先延ばしにしないマウスピース型小児矯正~トレーナー~

間違った舌位置や口呼吸、異常な飲み込みや舌の突出しのような筋機能癖を正す矯正装置がトレーナーです。口腔筋の訓練(筋機能効果)を行うことで、歯と顎の位置の改善を目指します。
トレーナーは永久歯に萌え変わる交換期(おおよそ4歳~12歳)の子供の成長段階(混合歯列期)に装着し、正しい発育を促す最も効果的で有効な装置を装着することで歯並びがよくなります。
治療期間 | 4〜12歳(あくまでも目安) |
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装置装着時間 | 日中最低1時間および夜間就寝時 |
料金表
発育矯正(MFT) | トレーナーを使用した治療 | 374,000円(税込) |
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※治療期間/24〜36ヶ月 治療回数/24〜36回
発育矯正の注意点
- 成長段階で後戻りをする可能性があります
- 舌や口のトレーニングを同時並行で行う必要があります
- 十分な治療効果が出やすい時期は限られています
発育矯正 症例紹介
当院で行った治療例をご紹介致します。
※記載している治療例は、全ての患者様に対して効果を保証するものではありません。
※掲載の治療費は税込の金額です。
症例①
治療期間 | 30回(2年半) |
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治療時の年齢/性別 | 9才 |
かかった治療費 | 374,000円(税込) |
治療方法 | マイオブレイス発育矯正 |
注意点・リスク | 本人とお母様の協力が不可欠です |
症例②
治療期間 | 30回(2年半) |
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治療時の年齢/性別 | 9才 |
かかった治療費 | 374,000円(税込) |
治療方法 | マイオブレイス発育矯正 |
注意点・リスク | 本人とお母様の協力が不可欠です |
症例③ 反対咬合 2年半(プレオルソ)
治療期間 | 32回(2年半) |
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治療時の年齢/性別 | 9才 |
かかった治療費 | 374,000円(税込) |
治療方法 | プレオルソ |
注意点・リスク | 本人とお母様の協力が不可欠です |
症例④
治療期間 | 42回(3年半) |
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治療時の年齢/性別 | 9才 |
かかった治療費 | 528,000円(税込) |
治療方法 | バイオブロック |
注意点・リスク | 本人とお母様の協力が不可欠です |