Root canal treatment

根管治療とは

歯の表面ではなく、歯の中に痛みの原因がある場合に行うのが根管治療(歯内療法)です。一般的に歯医者さんで「歯の神経をとります」「根の治療が必要です」と言われる治療です。
きれいな被せ物をしてあったとしても、歯の根の中が汚れていては、また被せ物を外したり、最悪の場合抜歯になってしまうため、歯科治療の中でも最も大切な基礎治療です。建物でいえば基礎工事のようなものです。
しかしながら、日本の根管治療(歯内療法)の成功率は50%と言われています。対して、歯科先進国であるアメリカでの成功率は90%とも言われております。
当院では、※米国式の根管治療法を採用し、同じ治療環境を整えて行います。
※(マイクロスコープ下でラバーダム防湿を行い、1回あたり60分~90分の治療時間が原則です。)

根管治療の成功率をあげる為に

マイクロスコープ(顕微鏡)での治療

根管治療では、歯の中に入り込んだ細菌を確実に取り除かねばなりません。一般的な治療では、この細かい作業を目視で行います。
しかし、根管は直径1mm以下になることも多く、目視で確認するのはほとんど不可能に近いと考えられます。複雑に入り組んだ根管を見落としたり、湾曲した根管にステップを作ってしまったり、さらにはリーマーと言われるはりがねを盲目的に出し入れすることで、口の中のばい菌を逆に歯の中に入れてしまうことも考えられます。

3本だろうと思われていた根管が、実は4本だということも良くあり、(上顎の第一大臼歯 MB2根)そこで力を発揮するのがマイクロスコープです。
視野を8~20倍に拡大することで上記のリスクを軽減することが出来るのです。数々ある顕微鏡治療の最も威力を発揮するのが、根管治療といっても過言ではないでしょう。

こちらの動画は、マイクロスコープを使用して根の中に残っていた金属を除去した治療の様子です。

こちらの動画は、根管治療を他院にて、何回もくり返し治療を受けるも違和感がとれず来院された方です。肉眼では見えない、このような汚れた歯の中もマイクロスコープを使用すれば、根の中に残っていた金属や汚れを除去し、治療が円滑に進みます。

CT撮影併用根管治療

通常のレントゲンで得られるのは2次元の平面情報のみですが、CBCTを用いることで3次元の立体的な情報が得られます。目に見えない歯の中の管を手探りで診察していた時代を鑑みると、「見えない部分を立体的に把握する」CBCT検査の意義は極めて大きいと言えます。
これにより、歯科医師はあらかじめ歯の中の状態を予習してから治療に臨むことができます。

ラバーダム防湿

根管治療をする際は、治療を成功させるために、根管(神経の入っている管)の中に細菌を入れない様にすることが重要で、唾液中に含まれる細菌を、このラバーダムシートによりカットします。神経に近い虫歯治療をする時も、同様の考え方が必要になります。

欧米やアジア諸国においても(台湾・シンガポールなど)、ラバーダムを使うことが原則になっており、ラバーダムをせずに根管治療をするということはナンセンスなこととされています。

日本では保険点数がなく、手間や費用のかかるこの方法は不採算という理由で躊躇しているのが現状です。

症例紹介

当院で行った治療例をご紹介致します
※記載している治療例は、全ての患者様に対して効果を保証するものではありません。

症例① 下顎第一大臼歯根管治療例

通院回数4回(治療期間 3か月)治療時の年齢/性別39才/男性
かかった治療費130,000円治療方法マイクロスコープ下による根管治療

確実な歯内療法により根っこの先にできた黒い病変白い骨に治癒しています。

歯内療法とは、歯の中が原因で痛む場合の治療法で、建物でいえば基礎工事のようなものです。バイ菌が入って変質した歯の神経を除去し、消毒を徹底し、根管を根っこの先まで確実に薬で詰めることが大切です。抜歯になる歯の原因の多くは虫歯と歯周病です。進行してしまった場合でも、歯内療法や再植、移植法で抜歯をせずに済むことがあります。

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